ワンダフルパスポートって必要?ダイハツの車検・点検費用を計算してみた

ダイハツ車検のお知らせ

ダイハツのワンダフルパスポートの期限が終了したので、継続の申し込みをしました。

いろいろ検討した結果、今回も24F(車検から開始コース)に加入。

「ワンダフルパスポートってお得なの?」
「加入する必要あるの?」
「損してない?」

など、料金面で不安があったので、これまでの費用をすべてチェックして計算してみました。

結論を先に言うと、

  • 車のことが全然わからない人
  • ダイハツディーラーにすべてお任せしたい人
  • しっかり点検してもらいたい人
  • 安心感を重視したい人

は、ワンダフルパスポートに加入するのがおすすめです。一括前払いになりますが、トータルで約1万7000円お得になります(軽自動車の場合)。

ここからはワンダフルパスポートがどれくらいお得なのか、詳しく紹介していきます。

私のように「車のことは全然わからん!」という人、軽自動車に乗っている人向けの内容です。

時期によって値上がりしたり、ディーラーによって多少料金に違いがあるようですが、大体の費用は似たような感じだと思います。

私がワンダフルパスポートに加入した理由(安心感を買いました!)

  • 点検費用が安くなる
  • プロに見てもらえるので安心
  • すべてお任せできて楽チン
  • いざというとき相談できる
  • 部品・工賃が10%OFF

何より一番大きいのは安心感。これを買っていると思えば、全然高くないよねと思います。

私は車のことが全然わからないし、周りに詳しい人がいないので、いざというとき相談できるのは本当に助かるんですよね。

エンジンがかからなかったときや、警告音が鳴りやまず困ったときも、電話したらすごく丁寧に対応してくれて、ありがたかったです。

さらに、ワンダフルパスポート会員だからいろいろお願いしやすいという点も嬉しいのです、私のような小心者には。

とはいえ、安さ重視で選ぶなら、ダイハツディーラーでの点検は高いです。格安の車検専門店やカーショップなどを上手に使えば、もっと安くメンテナンスできます。

ただ、車検を通すだけの格安メンテナンスだと、私のような素人は不安なのですよね。その点、ダイハツディーラーでお願いすれば、次の点検までの間しっかり走れるように整備保証もついているので安心です。

ワンダフルパスポートを使うと約1万7000円お得(車検・点検3回分)

ワンダフルパスポートの有無で、どれくらい料金が違うのか、計算してみました。軽自動車の場合の整備費用です。

【ワンダフルパスポート無しの場合】

車検 24,894円
6か月点検 8,640円
12か月点検 19,720円
6か月点検 8,640円
合計 61,894円

【ワンダフルパスポート有りの場合】

車検・点検3回分 45,000円

差額は16,894円(61,894円-45,000円)。

さらに、ワンダフルパスポート会員は、部品・工賃が10%OFF。バッテリー交換してもらったとき、この10%割引はけっこう大きかったです。1,026円安くなりました。

【ワンダフルパスポート特典】

  • 部品・工賃が10%OFF
  • フロントガラスコーティング無料
  • 家族のオイル交換3回分無料

というわけで、フルでしっかり整備してもらうなら、ワンダフルパスポートに加入した方が安くなりますね。

検査費用の詳しい内訳は次の通りです。

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 詳しい内訳
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【車検】
継続検査料:9,720円
エンジンオイル交換:3,240円
オイルフィルター交換:2,970円
フロントワイパーゴム交換:1,620円
タイヤローテーション:2,160円
ブレーキオイル交換:3,564円(車検と同時作業の場合)
ショートパーツ:1,620円

【6か月点検】
基本点検料:5,400円
エンジンオイル交換:3,240円

【12か月点検】
基本点検料:9,720円
エンジンオイル交換:3,240円
オイルフィルター交換:2,970円
フロントワイパーゴム交換:1,620円
タイヤローテーション:2,160円

【6か月点検】
基本点検料:5,400円
エンジンオイル交換:3,240円

(すべて技術料込み)
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ちなみに車検の費用は5万6000円くらいでした(軽自動車)

車検のときの支払合計金額は、56,573円(税込)。基本的な整備費用はワンダフルパスポートに含まれているので不要です。

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 支払い金額
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追加の整備代金:15,116円
検査手続費用:12,960円
法定費用:31,170円
ポイント・割引:-1,820円

【合計】56,573円(税込)

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 詳しい内訳
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【整備代金】
クーラント交換:3,456円
リヤワイパーゴム:972円
エアコンフィルター交換:6,800円
デポジットクリーナー:3,564円
バッテリ交換:324円

【検査手続費用】12,960円

【諸経費(法定費用)】
自動車重量税:5,000円
自賠責保険料:25,070円
印紙代:1,100円
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自分で点検できる人、格安の車検専門店を利用する人は損かも…?

ダイハツディーラーで定期点検をするなら、ワンダフルパスポートはお得ですが、車のことをよくわかっている人や自分で整備できる人は、それほどお得というわけではなさそうです。

必要に応じて「この交換はいらない」と最低限のメンテナンスに絞れば、もっと安く抑えられそうな感じはあります。

さらに、車検を通すだけでOKなのであれば、格安の車検専門店を利用した方が費用はかなり安くなります。

というわけで、ワンダフルパスポートは、車のことがよくわからない人や、ディーラーにすべてお任せしたい人向け。フルで点検・交換してもらったとすると、1万7000円弱お得になりますよ、という計算です。

ワンダフルパスポート加入のデメリット・注意点

デメリットとして思いつくのは、

  • 5万円弱を一括で前払いしないといけない
  • 基本点検&部品交換以外は別途料金
  • 点検のたびに他のオプションをおすすめされるかも

ワンダフルパスポートは、まとめて前払いしてもらう代わりにお安くしますよーというサービス。ダイハツ側としては、顧客を囲い込みたいわけですよね。

だから、車検専門店を利用したり、ガソリンスタンドやカーショップで部品交換などをしている人にとっては、ワンダフルパスポートに申し込むのは迷いどころだとは思います。

一括で5万円弱を支払わなければいけないのは、ちょっと痛いですからね……。

さらに、ワンダフルパスポートの料金でできるのは、基本的な点検・交換(オイル・フィルター・ワイパーゴム等)だけ。それ以外の交換やメンテナンスは別料金なので、あれこれやってもらうと、そんなに安くは感じられないかもしれません。

あと、お店によっては、デポジットクリーナーなどのオプションを毎回おすすめされることもあるらしく、言われるままに「はいはい」言っていたら、結果的に料金が高くなった…なんてことも。

ただ、私がお願いしているディーラーは、そういう売り込みはありません。スタッフの方はみんな親切ですごく感じがいいんですよね。だから、「ぜひまたお願いします!」という気持ちもあって、ワンダフルパスポートを利用することにしました。

「スタッフの人が苦手」「あれこれオススメされるのが鬱陶しい!」という場合は、ワンダフルパスポートはなくてもいいのかもしれません。ガソリンスタンドやカーショップなどでも見てもらえるそうですしね。

まとめ

ダイハツディーラーで定期的に点検するなら、ワンダフルパスポートが断然お得。

車検+点検3回分の整備費用が、約1万7000円お得になる計算です(車種や整備内容によって料金は変わります)。

  • 車のことが全然わからない人
  • ダイハツディーラーにすべてお任せしたい人
  • しっかり点検してもらいたい人
  • 安心感を重視したい人

は、ワンダフルパスポートに加入するのがおすすめです。