色即是空日記 
ブルボン「アルフォート」の抹茶味！ 抹茶フェアの期間限定商品、大袋入りのファミリーパックを入手した。
食べた。おいしい。期待を裏切らないうまさ。
この帆船を形どったチョコレートに毎度うっとりしてしまう。これから素晴らしい体験が待っているぞとワクワクが膨らんでね。
濃い緑のプツプツは茶葉かな。なんかもうそれだけで美味しそう。で、実際美味しいのよ。抹茶の香りがふわりと広がってね。
裏はこう。
ダイジェスティブビスケット。「BOURBON」とさりげなく主張しております。
このビスケットのザクザク感が大好き。
チョコレートとの配分がちょうどいい～バランスのなのよね。
チョコもビスケットも、どちらも主役を張れるのに、出すぎることなく、相手を引き立て、しかしながら、自身の美味しさも手抜かりなく。そのハーモニーが素晴らしい。絶妙。
肝心の抹茶のお味は、あっさりめかな。「抹茶の深い味わい」「香り高い」と謳っているけど、それほど主張はしていない。いや、私が濃いめの抹茶を好んでよく食べているから「濃厚じゃない（＝主張してない）」と感じるのかもしれないけれど。
通常版アルフォートのチョコはけっこう存在感があって、「ミルクチョコだぜ！どうだぜ？」と主張してくるんだけど、この抹茶アルフォートはそれほど強くない。優しくて穏やかに包み込んでくれる感じ。抹茶の香りとほどよい甘さでふわ～っとね。
だから、食べた後も「甘々～！ブリング・ミー・ウォーター！」とならない。チョコ菓子にしては、わりと爽やか。……いや、まあ、そうはいってもチョコだから甘さは口の中で残るんだけれども、相対的にね、重くない。
で、今の今まで知らなかったんだけど、ダイジェスティブ（Digestive）って「消化を助ける」って意味なんだね。「1839年に2人のスコットランド人医師が開発した消化に良い甘みのあるビスケットである」とウィキペディアに書いてあった。トリビアトリビア。
ついでにチョコに描かれた帆船は何だろうと調べたら、特にモデルはないらしい。
チョコレートにデザインされている帆船には特定のモデルになった船や船種はございません。弊社が独自でデザインしたものです。
アルフォートのチョコレートの表面に帆船がデザインされていますが、モデルとなった船、船種などはあるので | ブルボン FAQ
すごいトリビアを期待したので、ちょっとがっかりしちゃった。勝手に期待し勝手に落胆してごめんなさい。
「アルフォート」の名もブルボンの造語らしい。
チョコレートにデザインされている帆船から「冒険」、「夢」、「ロマン」等をイメージしたネーミングです。この帆船には、アルフォートを発売するに当たり、お菓子という大海＝市場に夢とロマンをもって漕ぎ出していくというイメージがあります。
アルフォートのネーミングの由来を教えてください。 | ブルボン FAQ
「市場」って言われちゃうと、たちまち俗っぽくなっちゃうけれどもね、実際そうだものね。なるほどね。
まあいいんです。味がよければすべてよし！です。
アルフォート抹茶は幸せを運ぶ船でございました。